食物繊維と血糖値 その2

2020.09.11

食物繊維と血糖値 その2

みなさんこんにちはこんばんはおはようございます!

久しぶりの登場受付の八重樫です。(*‘∀‘)

 

今回は、2019年6月に掲載した記事に反響がありましたので再度掲載致します。加えて、具体的な食べ物について言及しました。是非ご覧ください。

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今日はタイトルの通り食物繊維と血糖値のついてもお話をしようかなと思います。

結論を言ってしまうと食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるそうです。

まず食物繊維をご存知ですか?

少し話題になっていたモノなのできっと聞いたことはあると思います。

食物繊維の種類があり、大きく分けると・・・

不溶性食物繊維

水溶性食物繊維

があります。

二つの簡単に紹介を・・・

不溶性食物繊維とは・・・腸の蠕動(ぜんどう)運動を盛んにし、消化管を通過する時間を短縮させる。

水溶性食物繊維とは・・・小腸での栄養素の消化吸収を抑えて遅らせます。また、有害物質を吸着して体外へ運びます。そして血糖値の突然の上昇(血糖値スパイク)を抑えてくれる!

血糖値スパイク起こると空腹時血糖80~90mg/dlが正常値ですが・・・

甘い缶コーヒー一気に140近く上がり、一気に血糖が低すぎる状態になるのです。

気に上がった血糖を抑えるために膵臓からインスリンが一気に放出され血糖値が急激に下がります。

あきらかに身体にはよくない感じがしますね(;´・ω・)

ここで日本人の1日の食物繊維の目標量ご存知ですか?

日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。

 

今日はその中でも水溶性食物繊維が豊富である、もち麦について少し書きたいと思います。

もち麦食物繊維がすごいんです!

3割炊きのもち麦ごはん1杯で、約2.3gの食物繊維が含まれています!

もち麦とは何ぞや!!って思うかもしれません。私は思いました(笑)

もち性の大麦を精麦したもので、押し麦のように「押す」工程がなく

歯ごたえを生かすため、精麦度合いが各メーカー独自の調整がされていて

押し麦はわずかに外皮を残しているのでプチプチ感はやや少なめで、モチモチの食感です。

では栄養価はどうなのか!

もち麦にはβ(ベータ)グルカゴンという食物繊維が押麦よりもやや豊富に含まれています。

βグルカゴンとは、もち麦の特徴、粘り気の成分で、βグルカゴンは時間をかけて消化されるので血中の糖の量もゆっくり上昇するため糖を脂肪としてため込み過ぎません。

とりすぎのデメリットも紹介します。

食物繊維が豊富なため、便秘ぎみの時はむしろ逆効果!

後はアレルギーなど注意してください。

私自身ぽっちゃりである自覚があるのでこのことを調べていくうえでもち麦という存在がとても気になっています(笑)

ちょっと食べてみようかなぁもち麦・・・

・水溶性食物繊維の食べ物・・・こんぶ、わかめ、大豆、大麦、キャベツ、熟した果物、ライ麦、こんにゃく(市販のこんにゃくは不溶性です)

・不溶性食物繊維・・・ごぼう、大豆、きのこ、穀類、ココア、

 

 

 



院長 戸井 真郷